南スペイン、南房総での、おだやかな田舎暮らし「イシイタカシの世界」 初めての方はこちらからどうぞ TOP
アトリエから/本
出版について
寅さん稼業に明け暮れていたとき、セビリアにいらした永川玲二氏<アンダルシーア風土記・岩波書店、ユリシーズ訳・集英社>が「君の体験を本にしなさい」といってくださったひとことから体験を書き始めた。それが「おれたちがジプシーだったとき」新潮社・刊である。絵と違ってお話を伝えられるのが良い。しかし文章を綴ることは難しいし、困難を極めた。でも、小学館の月刊誌「本の窓」に2年間連載させていただいたことは元編集長高橋攻氏にはとても感謝している。いままであった執筆アレルギーがなくなったのだ。そこでこれからは地中海と南房総をテーマにした本作りをしてゆきたい。
イシイタカシのエッセイ集
●南スペイン生まれのピカソ
<小学館PR誌「本の窓」より>
ピカソは地中海に面したマラガの街に生まれた。下町の生家近くにはピカソ美術館もできた。彼はフランスの画家のようにみえるが、心はアンダルシアにあるようだ。
●畑を買って、果樹園を造る
1,500坪の畑には100本ほどの果樹が植えられている。毎日、午前中は野良作業をする。ほぼ20年に及ぶ畑とのお話。
●廃屋購入は、四年半に及ぶ大工事
村の中心に廃屋があった。景観的にも精神的にも問題があった建物だった。これを入手し手直したお話。
●ゲストハウスとスタジオ完成で得たものは
建て直すにあたっては村人に頼んだ。おかげで完成まで四年半も経ってしまった。そこでのお話とその後の村人との交流。
●家族を支えるたくましい父親、
 畑の師匠ホセの背中
時代の変革期に子供4人とともに村に残り、今に至ってる家族の物語。
●昼寝の達人アウグスチンと愛犬ピンピ
手間仕事で生きている愛すべき男の話。ピンピは私の大の友達。
●明るく頼もしいシングルマザーたちの生き方
スペインというかヨーロッパでは元気なシングルマザーたちが多い。社会体制が違うこともあるが女性の精神性もみるものがある。田舎での彼女たちの生活。
●魔法の台所、暖炉で作るフルコース料理
スペインでは昔、暖炉が台所だった。暖炉に置かれた鍋やフライパンには具材を切り入れるから、まな板というものがなかったぐらいだ。庶民の知恵を下敷きに新たな暖炉料理を楽しむ。
●寿司フィエスタで、村の将来を語り合う
村長さんや村に住む外国人を含めてのフィエスタで語られたお話。コミュニティの有様がみえてきます。

すべては「南スペイン、白い村の陽だまりから」東京書籍刊より
2008年
TAKASHI ISHII
LA FELICIDAD DE CADA DIA
(求龍堂)
近作・新作を中心に収録した最新画集。
イシイタカシの絵が生みだすささやかな幸せ、スペインの田舎町に見つけた人間らしい営み。
居を構える千葉の風景に感じたやさしい風、など心温まる作品集。
2005年
南スペイン、白い村の陽だまりから
(東京書籍)
都会人を惹きつける、南スペインでのスローライフ。南スペイン・アンダルシア地方にある小さな集落フェレイローラ村。光あふれるこの村でスローライフを実践し、絵を描き続けきた、人気の画家イシイタカシの最新エッセイ集。カラー作品満載。
1999年
郷愁(サウダージ)の国から
―ポルトガル放浪記
(東京書籍)
イベリア半島の最西端、ポルトガルは海の国。日本との交流も古く、ヨーロッパで唯一、茶をCHAと発音する国でもある。潮風に晒された港町、栗の大木に覆われた山村は、どことなく懐かしい街並み…。ポルトガルが発する摩訶不思議なエネルギーに誘われて、1年にも及ぶキャンプの旅は始まった。旅絵師がみたポルトガル。
1994年
イシイ・タカシの世界 画集
(講談社)
―南スペインの光と風と―
人が人らしく生きるとは……。人と自然とのあるべき姿とは……。輝く太陽のもとスペインに渡って20年。放浪を続けてきた画家、石井崇が描く"心の旅路の軌跡"!
1992年
スペイン四季暦 秋/冬
(東京書籍)
グラナダ近くの田舎町に移り住んだ著者が描く、スペインそのままの生活暦。それぞれの四季を彩る祭り、そして食べ物、暮らしの様々なモノたちを数多く紹介。
1992年
スペイン四季暦 春/夏
(東京書籍)
春(アーモンドの開花前線、野草摘み、アンヘルの蜂蜜、小さな冒険旅行、金細工の耳飾り、田舎闘牛士、空豆)夏(オリーブ畑、酒とバラの日々を送る男、無花果、午睡、パン、夜明けのフラメンコ、雌狐の埋葬)
1992年
スペインからの絵ハガキ
(小学館)
アーモンド畑に囲まれた小さな白い村に住むひとりの画家から、あなたへの「絵だより」。エッセイ画集。
1990年
オリーブ畑に天使がおりて
(中央法規出版)
本当の子育てがアンダルシアにあった。アンダルシアで初めて子どもを産んでそして育てて…。日本人の絵描き夫婦が、南スペインの美しい四季の移り変わりや、心やさしい村人達の生活を織りまぜながら描く、心温まる子育て絵日記。
1987年
詩画集プラテーロと私
(中央法規出版)
ノーベル賞詩人の清冽な魂がとらえた、ロバのプラテーロとの心の交流を石井崇と洋子の絵と文がアンダルシアの光と風とともに見事にうたいあげた珠玉の詩画集。
1986年
おれたちがジプシーだったとき
(新潮社)
度胸だめしはセビリアの春祭り。祭りから祭りへのジプシー稼業。若き画家夫妻のスペイン滞在記。
雑誌連載
本の窓(小 学館PR誌)、マフィン(小学館女性誌)、フラウ(講談社女性誌)、3分クッキング、元気な食卓(文化出版)
新聞記事
朝日新聞、日経新聞
PR誌執筆
イベリア航空、ザ・ゴールド(JCB PR誌)、積水ハウス
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